当館の開館プレイベントとして白山総合文化センターで開催した、「太鼓と演じる名作童話劇「注文の多い料理店」(原作:宮沢賢治)」に続くシリーズ第2弾です。
津市美里町を拠点とする劇団 第七劇場と、津市久居出身の太鼓奏者 服部博之氏が再びタッグを組んで上演します。
0歳のお子様からご鑑賞いただけます。当館がお届けするはじめてのホール公演を、ぜひお楽しみください。
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【構成・演出 鳴海康平氏より】
300年以上前から伝わる「赤ずきん」には、人間が生きていく中で必ず経験する、さまざまなことが織り込まれています。
成長すること。学ぶこと。失うこと。信じること。わかり合えないこと。諦めること。忘れること。忘れられること、などなど。次々やってくる未来を過去にしながら時間を積み重ねていくにつれて、一人の人間の中に少しずつ蓄積していくさまざまな根本的な情緒の体験が、「赤ずきん」には実にシンプルに折り込まれています。
その「赤ずきん」を、今回は和太鼓との特別コラボレーション版でお届けします。